てがみ 012 ぶんきゅうさんねんはちがつじゅうよっかか さかもとおとめあて
手紙 012 文久三年八月十四日か 坂本乙女あて

冒頭文

此は(な)しハまづ〳〵人にゆ(言)ハれんぞよ。すこしわけがある。 長刀順付ハ千葉先生より越前老公へあがり候人江(へ)、御申付ニて書たるなり。此人ハおさなというなり。本ハ乙女といゝしなり。今年廿六歳ニなり候。馬によくのり劔も余程手づよく、長刀((なぎなた))も出来、力(チカラ)ハなみ〳〵の男子よりつよく、先たとへバうちにむかしをり候ぎんという女の、力料斗((ばかり))も御座候べし。かほかたち平井(

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 龍馬の手紙、宮地佐一郎
  • 講談社学術文庫、講談社
  • 2003(平成15)年12月10日