てがみ 010 ぶんきゅうさんねんろくがつにじゅうくにち さかもとおとめあて
手紙 010 文久三年六月二十九日 坂本乙女あて

冒頭文

この文ハ極((ごく))大事の事斗((ばかり))ニて、 け((決))してべちや〳〵シャベクリ((饒舌))にハ、 ホヽヲホヽヲいややの、けして見せら れる((ぬ))ぞへ 六月廿日あまりいくか((幾日))ゝけふのひハ忘れたり。一筆さしあげ申候。先日杉の方より御書拝見仕候。ありがたし。 私事も、此せつハよほどめ((芽))をいだし、一大藩(ひとつのをゝきな大名)によく〳〵心中を見込てた

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 龍馬の手紙、宮地佐一郎
  • 講談社学術文庫、講談社
  • 2003(平成15)年12月10日