おもちゃてん |
| おもちゃ店 |
冒頭文
長二(ちょうじ)は貧乏(びんぼう)の家(いえ)に生(う)まれておもちゃも持(も)たずに死(し)んでしまった。美(うつく)しいガラス張(ば)りの店頭(みせさき)に、西洋(せいよう)のぜいたくな小間物(こまもの)や、赤(あか)、紫(むらさき)に、塗(ぬ)ったゴムまりやぴかぴかと顔(かお)の映(うつ)る銀笛(ぎんてき)や、らっぱや、なんでも子供(こども)の好(す)きそうなものが並(なら)べてあるのを見(
文字遣い
新字新仮名
初出
「読売新聞」1907(明治40)年5月12日
底本
- 定本小川未明童話全集 3
- 講談社
- 1977(昭和52)年1月10日