だばとひゃくしょう
駄馬と百姓

冒頭文

甲(こう)の百姓(しょう)は、一ぴきの馬(うま)を持(も)っていました。この馬(うま)は脊(せ)が低(ひく)く、足(あし)が太(ふと)くて、まことに見(み)たところは醜(みにく)い馬(うま)でありましたが、よく主人(しゅじん)のいうことを聞(き)いて、その手助(てだす)けもやりますし、どんな重(おも)い荷物(にもつ)をつけた車(くるま)でも引(ひ)き、また、あるときは脊(せ)の上(うえ)に荷物(に

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 定本小川未明童話全集 3
  • 講談社
  • 1977(昭和52)年1月10日