おかしいまちがい
おかしいまちがい

冒頭文

ある田舎(いなか)に、一人(ひとり)の男(おとこ)がありました。その男(おとこ)は、貧乏(びんぼう)な暮(く)らしをしていました。 「ほんとうに、つまらない、なにひとつおもしろいことはなし、毎日(まいにち)おなじようなことをして、日(ひ)を送(おく)っているのだが、それにも飽(あ)きてしまった。」 男(おとこ)は、そう思(おも)いました。そして、あう人(ひと)に向(む)かって愚痴(ぐち

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 定本小川未明童話全集 2
  • 講談社
  • 1976(昭和51)年12月10日