ものぐさじじいのらいせ
ものぐさじじいの来世

冒頭文

あるところに、ものぐさじいさんが住(す)んでいました。じいさんは、若(わか)いときから、手足(てあし)を動(うご)かしたり、人(ひと)にあって話(はなし)をしたりすることを、ひじょうにものぐさがって、いつもじっとしていることが好(す)きでありました。 花(はな)が咲(さ)いても、どこかへ見物(けんぶつ)に出(で)かけるでなし、お祭(まつ)りがあっても、わざわざいってみるという気持(きも)

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 定本小川未明童話全集 2
  • 講談社
  • 1976(昭和51)年12月10日