たいようとかわず
太陽とかわず

冒頭文

池(いけ)の中(なか)に水草(みずくさ)がありましたが、長(なが)い冬(ふゆ)の間(あいだ)水(みず)が凍(こお)っていましたために、草(くさ)はほとんど枯(か)れてしまいそうに弱(よわ)っていました。それは、この草(くさ)にとって、どんなに長(なが)い間(あいだ)でありましたでしょう。 そのうちに、やっと春(はる)がきまして、氷(こおり)が解(と)けはじめました。池(いけ)の水(みず)

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 定本小川未明童話全集 1
  • 講談社
  • 1976(昭和51)年11月10日