つばめのはなし
つばめの話

冒頭文

上 夏(なつ)の初(はじ)めになると、南(みなみ)の方(ほう)の国(くに)から、つばめが北(きた)の方(ほう)の国(くに)に飛(と)んできました。そして、電線(でんせん)や、屋根(やね)の上(うえ)や、高(たか)いところに止(と)まって、なきました。広(ひろ)い野原(のはら)の中(なか)を汽車(きしゃ)がゆくときに、つばめは、電線(でんせん)の上(うえ)に止(と)まって、じっとながめてい

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 定本小川未明童話全集 1
  • 講談社
  • 1976(昭和51)年11月10日