げんじものがたり 46 たけかわ
源氏物語 46 竹河

冒頭文

姫たちは常少女(とこをとめ)にて春ごとに花あらそひ をくり返せかし       (晶子) ここに書くのは源氏の君一族とも離れた、最近に亡(な)くなった関白太政大臣の家の話である。つまらぬ女房の生き残ったのが語って聞かせたのを書くのであるから、紫の筆の跡には遠いものになるであろう。またそうした女たちの一人が、光源氏の子孫と言われる人の中に、正当の子孫と、そうでないのとがあるように

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 全訳源氏物語 下巻
  • 角川文庫、角川書店
  • 1972(昭和47)年2月25日改版