さんたろうのにっき だいいち |
| 三太郎の日記 第一 |
冒頭文
Es irrt der Mensch, solang er strebt. 自序 此類の書は序文なしに出版せらる可き性質のものではない。自分は自分の過去のために、小さい墓を建ててやるやうな心持で此書を編輯した。自分は自分の心から愛し且つ心から憎んでゐる過去のために墓誌を書いてやりたい心持で一杯になつてゐる。 此書に集めた數十篇の文章は明治四十一年から大正三年正月に至るまで、凡そ六年間に亙る
文字遣い
旧字旧仮名
初出
底本
- 合本 三太郎の日記
- 角川文庫、角川書店
- 1950(昭和25)年3月15日