げんじものがたり 17 えあわせ
源氏物語 17 絵合

冒頭文

あひがたきいつきのみことおもひてき さらに遥(はる)かになりゆくものを(晶子) 前斎宮(ぜんさいぐう)の入内(じゅだい)を女院は熱心に促しておいでになった。こまごまとした入用の品々もあろうがすべてを引き受けてする人物がついていないことは気の毒であると、源氏は思いながらも院への御遠慮があって、今度は二条の院へお移しすることも中止して、傍観者らしく見せてはいたが、大体のことは皆源氏

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 全訳源氏物語 上巻
  • 角川文庫、角川書店
  • 1971(昭和46)年8月10日改版