りょうかんさまのしょ
良寛様の書

冒頭文

良寛様のような、近世では他にその比を見られないまでの、ずば抜けた書、それをわれわれごときがとやかくといい気になって批評することは、どういうものかと危惧を禁じ得ないものがないのでもないが、しかし良寛様には常日頃親しみと尊敬とを持っている一人であるという関係をもって許していただけるとし、僭越を承知しながら、ともかくも感ずるところを一応述べさして貰うこととする。 良寛様の書、それは品質に見ても

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 日本の名随筆27 墨
  • 作品社
  • 1985(昭和60)年1月25日