みず ふわたしぶね
水 附渡船

冒頭文

仏蘭西人(フランスじん)ヱミル・マンユの著書都市美論の興味ある事は既にわが随筆「大窪(おほくぼ)だより」の中(うち)に述べて置いた。ヱミル・マンユは都市に対する水の美を論ずる一章に於て、広く世界各国の都市と其の河流(かりう)及び江湾の審美的関係より、更(さら)に進んで運河沼沢(せうたく)噴水橋梁(けうりやう)等(とう)の細節(さいせつ)に渉(わた)つて此(これ)を説き、猶(なほ)其の足(た)らざる

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 日本の名随筆33 水
  • 作品社
  • 1985(昭和60)年7月25日