こうこく
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冒頭文

この一文は私の友人の著書の広告であるから、広告のきらいな方はなにとぞ読まないでいただきたい。 このたび私の中学時代からの友人中村草田男の句集が出た。署名を『長子』という。 一部を贈られたから早速通読して自分の最も好む一句を捨つた。すなわち、 冬の水一枝の影も欺かず 草田男に会つたときこの一句を挙げて賞したところ、彼もまた己が意を得たような微笑をもらしたからおそら

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 日本の名随筆 別巻23 広告
  • 作品社
  • 1993(平成5)年1月25日