らくごのらんしょう
落語の濫觴

冒頭文

落語(らくご)の濫觴(らんしやう)は、昔時(むかし)狂歌師(きやうかし)が狂歌(きやうか)の開(ひらき)の時(とき)に、互(たがひ)に手を束(つか)ねてツクネンと考込(かんがへこ)んで居(を)つては気(き)が屈(くつ)します、乃(そこ)で其合間(そのあひま)に世の中の雑談(ざつだん)を互(たがひ)に語り合(あ)うて、一時(じ)の鬱(うつ)を遣(や)つたのが濫觴(はじまり)でござります。尚(なほ)其

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 明治の文学 第3巻 三遊亭円朝
  • 筑摩書房
  • 2001(平成13)年8月25日