ゆきだおれのしょうばい
行倒の商売

冒頭文

是(これ)は当今(たうこん)では出来(でき)ませぬが、昔時(むかし)は行倒(ゆきだふれ)を商売(しやうばい)にして居(ゐ)た者があります。無闇(むやみ)に家(うち)の前(まへ)へ打倒(ぶつたふ)れるから「まアお前(まへ)何所(どこ)かへ行(い)つて呉(く)れ。乞「何(ど)うも私(わたくし)は腹(はら)が空(へ)つて歩かれませぬ、其上(そのうへ)塩梅(あんばい)が悪(わる)うございまして。と云(い)

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 明治の文学 第3巻 三遊亭円朝
  • 筑摩書房
  • 2001(平成13)年8月25日