やおや
八百屋

冒頭文

亭「今(いま)帰(かへ)つたよ。女房「おやお帰(かへ)りかい、帰(かへ)つたばかりで疲(つか)れて居(ゐ)やうが、後生(ごしやう)お願(ねがひ)だから、井戸端(ゐどばた)へ行(い)つて水を汲(く)んで来(き)てお呉(く)れな、夫(それ)から序(ついで)にお気の毒だけれど、お隣(となり)で二杯(はい)借(かり)たんだから手桶(てをけ)に二杯(はい)返(かへ)してお呉(く)れな。亭「うーむ、水まで借(

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 明治の文学 第3巻 三遊亭円朝
  • 筑摩書房
  • 2001(平成13)年8月25日