むかしのだいみょうのこころいき
昔の大名の心意気

冒頭文

十五夜(や)の事で御座(ござ)います、殿「近侍(きんじ)のもの。侍「ハアー。殿「今宵(こよひ)は十五夜(や)で有(あ)るの。侍「御意(ぎよい)に御座(ござ)ります。殿「お月さまはモウ出たか。侍「恐(おそ)れながら御前(ごぜん)さまはお大名(だいみやう)の御身(おみ)で有(あ)りながら、お月さまと仰(おほ)せられましては、小児(せうに)童子(わらべ)の言(こと)の葉(は)にて、歌俳諧(うたはいかい)

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 明治の文学 第3巻 三遊亭円朝
  • 筑摩書房
  • 2001(平成13)年8月25日