にゆう
にゆう

冒頭文

昔(むかし)浅草(あさくさ)の駒形(こまかた)に半田屋長兵衛(はんだやちやうべゑ)といふ茶器(ちやき)の鑑定家(めきゝ)がございました。其頃(そのころ)諸侯方(しよこうがた)へ召(め)され、長兵衛(ちやうべゑ)が此位(このくらゐ)の値打(ねうち)が有るといふ時は、直(ぢき)に其(そ)の代物(しろもの)を見ずに長兵衛(ちやうべゑ)が申(まう)しただけにお買上(かひあげ)になつたと云(い)ふし、此人(

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 明治の文学 第3巻 三遊亭円朝
  • 筑摩書房
  • 2001(平成13)年8月25日