しちふくじんまいり
七福神詣

冒頭文

「元日(ぐわんじつ)や神代(かみよ)のことも思はるゝ」と守武(もりたけ)の発句(ほつく)を見まして、演題(えんだい)を、七福神(ふくじん)詣(まゐ)りとつけましたので御座(ござ)ります。まづ一陽(やう)来復(らいふく)して、明治三十一年一月(ぐわつ)一日(じつ)の事で、下谷広小路(したやひろこうぢ)を通(とほ)る人の装束(なり)は、フロツクコートに黒の山高帽子(やまたかばうし)を戴(いただ)き、玉

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 明治の文学 第3巻 三遊亭円朝
  • 筑摩書房
  • 2001(平成13)年8月25日