きょうげんのかいかぶり
狂言の買冠

冒頭文

「へい今日(こんにち)は、八百屋(やほや)でござい。「ナニ八百屋(やほや)か、けふは肴(さかな)やが惣菜(そうさい)をおいてつたからまづいゝね。「是非(ぜひ)さうでもございませうが、八百(やほ)や半兵衛(はんべゑ)が、狂言(きやうげん)しろ物を沢山(たくさん)もつて来(き)ましたから、なんぞ買つてくださいナ。「ナニ八百(やほ)や半兵衛(はんべゑ)が狂言(きやうげん)しろものだ、そいつはありがたい、

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 明治の文学 第3巻 三遊亭円朝
  • 筑摩書房
  • 2001(平成13)年8月25日