かじかざわゆきのよばなし(こむろさんのごふう、たまござけ、くまのこうやく)
鰍沢雪の夜噺(小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬)

冒頭文

これは三題(だい)噺(ばなし)でございます。○「ひどく降(ふ)るな、久(ひさ)しいあとに親父(おやぢ)が身延山(みのぶさん)へ参詣(さんけい)に行(い)つた時にやつぱり雪の為(た)めに難渋(なんじふ)して木の下で夜(よ)を明(あか)したとのことだがお祖師様(そしさま)の罰(ばち)でもあたつてゐるのかしら、斯(か)う降(ふ)られては野宿(のじゆく)でもしなければなるまい、宿屋(やどや)は此近所(この

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 明治の文学 第3巻 三遊亭円朝
  • 筑摩書房
  • 2001(平成13)年8月25日