じゅひょう |
| 樹氷 |
冒頭文
第1回 作者 馭者 春子 勝介 壮六 (音楽)音楽しばらく続いて、その間にアナウンス。アナウンスやんで間もなく音楽やむ。作者 私は三好十郎でございます。私は以前から長野県——信州の山岳地帯が非常に好きで、戦争前などは殆ど毎夏出かけましたが、殊に好きなのは八ヶ岳の裾の高原地帯で。ちょうどそれは太平洋戦争がはじまる一年前の夏のことで、やはり一人で出かけて、高原深くわけ入り、その方
文字遣い
新字新仮名
初出
「樹氷」ラジオ・ドラマ新書(上・下)、宝文館、1955(昭和30)年10月1日
底本
- 三好十郎の仕事 別巻
- 學藝書林
- 1968(昭和43)年11月28日