「くじゃくぶね」かいせつ
「孔雀船」解説

冒頭文

先づ最初に、「孔雀船」の詩人伊良子清白氏の自傳を再録して置かうと思ふ。 「名は暉造、明治拾年拾月四日鳥取縣八上(やかみ)郡曳田(ひけた)村に生る。幼時父母に伴はれて三重縣に轉住。其の地の小學校を經て津中學校を卒業した。中學在學中同志數名と共に和美會雜誌經文學等發行。詩は十六七歳から習作を試みた。次で京都府立醫學校(今の府立醫科大學)に入學三十二年卒業、後東京に出て傳染病研究所東京外國

文字遣い

旧字旧仮名

初出

底本

  • 詩集 孔雀船
  • 岩波文庫、岩波書店
  • 1938(昭和13)年4月5日