たびにっき 03 しょうわじゅうよねん |
| 旅日記 03 昭和十四年 |
冒頭文
道中記 三月卅一日 曇。夕方になつてやうやく出立、藤井さんに駅まで送つて貰つて。——春三君の芳志万謝、S屋で一献!白船居訪問、とめられるのを辞して、待合室で夜明の汽車を待つて広島へ。 春の夜の明日は知らないかたすみで寝る句はまづいが真情也。 四月一日 曇、澄太居。澄太居のよさを満喫する、澄太君には大人の風格がある、私は友人として澄太君をめぐまれてゐることを感謝する、考へて見ると、私のやうなぐうた
文字遣い
新字旧仮名
初出
底本
- 山頭火全集 第九巻
- 春陽堂書店
- 1987(昭和62)年9月25日