えどげいじゅつろん
江戸芸術論

冒頭文

浮世絵の鑑賞 一 我邦(わがくに)現代における西洋文明模倣の状況を窺(うかが)ひ見るに、都市の改築を始めとして家屋什器(じゅうき)庭園衣服に到(いた)るまで時代の趣味一般の趨勢(すうせい)に徴して、転(うた)た余をして日本文華の末路を悲しましむるものあり。 余かつて仏国(ふつこく)より帰来(かえりきた)りし頃、たまたま芝霊廟(しばれいびょう)の門前に立てる明治政庁初期

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 江戸芸術論
  • 岩波文庫、岩波書店
  • 2000(平成12)年1月14日