のういんほうし
能因法師

冒頭文

登場人物能因法師(のういんほふし)藤原節信(ふぢはらのときのぶ)能因の弟子良因(りやういん)花園少將(はなぞのゝせうしやう)少將の奧園生(そのふ)伏柴(ふししば)の加賀陰陽師阿部正親(おんやうしあべのまさちか) 藤原時代。秋のなかば。洛外の北嵯峨。能因法師の庵(いほり)。藁葺の二重家體にて、正面の上のかたに佛壇あり、その前に經卷をのせたる經机を置く。佛壇につゞきて棚のやうなものを調(しつら)へ

文字遣い

旧字旧仮名

初出

「帝國劇場」新歌舞伎研究會、1920(大正9)年11月初演

底本

  • 修禅寺物語 正雪の二代目 他四篇
  • 岩波文庫、岩波書店
  • 1952(昭和27)年11月25日