はたちのエチュード
二十歳のエチュード

冒頭文

衆人皆有以。而我独頑似鄙。我独異於人。而貴食母。 ——老子第二十絶学無憂章—— 訣別の辞に代えて ところが今日、僕はふと「寒い」と思ったのだ。 僕はきっと夢を見て来たのに違いない。 —Etudes Ⅰ—  一明君 「自己の思想を表現してみることは、所詮(しょせん)弁解にすぎない」 右の最後の反省と共に、僕はこの小さな三つのノートを

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 二十歳のエチュード
  • 角川文庫、角川書店
  • 1952(昭和27)年6月30日