ほんぶのだんだんで
本部の段々で

冒頭文

父(ちやん)もやられた 兄(あん)ちやんも おつ母(か)も出(で)たきり もどりやせん 四つ五つ 寝(ね)るまでは 晝(ひる)もとなりで 遊(あそ)んだが なれりやどこだつて おら平氣(へいき) 本部(ほんぶ)の段々(だん〳〵)で 見張(みは)りだぞ イの字(じ)のつくやつ やつて來(こ)い スの字(じ)のつくやつ やつて來(こ)い おいらの見張(みは)りは きび

文字遣い

旧字旧仮名

初出

底本

  • 小さい同志
  • 名著復刻 日本児童文学館 第二集 23、ほるぷ出版
  • 1978(昭和53)年10月1日