あかいはた
赤い旗

冒頭文

プロレタリアの少年少女(せうねんせうぢよ)へ 貧(まづ)しい子供(こども)たちよ。 おぢさんは、みんなが大(たい)へん可愛(かあい)い。この本(ほん)は君(きみ)たちに讀(よ)んでもらひ、歌(うた)つてもらうために書(か)いたのだ。金持(かねもち)の子供(こども)なんか讀(よ)まなくたつていい。 おぢさんは君(きみ)たちのお父(とう)さんやお母(かあ)さんと同(おな)じや

文字遣い

旧字旧仮名

初出

底本

  • 赤い旗
  • 名著復刻 日本児童文学館 25、ほるぷ出版
  • 1971(昭和46)年5月1日