とかいとでんえん
都会と田園

冒頭文

序詩 空の上に、雲雀は唄を唄つてゐる 渦を巻いてゐる太陽の 光波(なみ)にまかれて 唄つてゐる—— 時雨唄 雨降りお月さん 暈(かさ)下され 傘(からかさ)さしたい 死んだ母(かか)さん、後母(あとかか)さん 時雨の降るのに 下駄下され 跣足(はだし)で米磨(と)ぐ 死んだ母さん、後母さん 柄杓(ひしやく)にざぶざぶ 水下され 釣

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 定本 野口雨情 第一巻
  • 未来社
  • 1985(昭和60)年11月20日