たけとりものがたり
竹取物語

冒頭文

むかし、いつの頃(ころ)でありましたか、竹取(たけと)りの翁(おきな)といふ人(ひと)がありました。ほんとうの名(な)は讃岐(さぬき)の造麻呂(みやつこまろ)といふのでしたが、毎日(まいにち)のように野山(のやま)の竹藪(たけやぶ)にはひつて、竹(たけ)を切(き)り取(と)つて、いろ〳〵の物(もの)を造(つく)り、それを商(あきな)ふことにしてゐましたので、俗(ぞく)に竹取(たけと)りの翁(おきな

文字遣い

旧字旧仮名

初出

底本

  • 竹取物語・今昔物語・謠曲物語
  • 復刻版日本兒童文庫、名著普及会
  • 1981(昭和56)年8月20日