ほととぎす
ほととぎす

冒頭文

われぞげにとけて寐(ぬ)らめやほととぎす  ものおもひまさりこゑとなるらん              蜻蛉日記 その一 「昔、殿のお通いになっていらしった源の宰相某(なにがし)とか申された殿の御女(むすめ)の腹に、お美しい女君が一人いらっしゃるそうでございます。その女君なんぞをお引き取りになられては、如何なものでございましょう? なんでも今は、お二人共、兄(しょうと)に当られる禅師

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 昭和文学全集 第6巻
  • 小学館
  • 1988(昭和63)年6月1日