いしょ
遺書

冒頭文

原守夫氏宛 遺書 長い間御世話になりました 後に思ひ残すことは何もありません あまりあてにもなりませんがもし今後私の著書が出版された際にはその印税を時彦に相続させて下さいみなさんによろしく 原民喜 原守夫様 永井すみ子氏宛 長い間 御世話にばかりなりました 貞恵と死別れて六年あまりも生きてまいりました もう後に思ひ残

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 定本 原民喜全集Ⅲ
  • 青土社
  • 1978(昭和53)年11月30日