ごちゅうにっき 01 (いち)
其中日記 01 (一)

冒頭文

九月廿一日 庵居第一日(昨日から今日へかけて)。 朝夕、山村の閑静満喫。 虫、虫、月、月、柿、柿、曼珠沙華、々々々々。 ・移つてきてお彼岸花の花ざかり    □ ・蠅も移つてきてゐる 近隣の井本老人来庵、四方山話一時間あまり、ついで神保夫妻来庵、子供を連れて(此家此地の持主)。 ——矢足の矢は八が真 大タブ樹 大垂松 松月庵跡—— 樹明兄も来庵、藁灰をこしらへて下

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 山頭火全集 第四巻
  • 春陽堂書店
  • 1986(昭和61)年8月5日