ようげんのはってん
用言の発展

冒頭文

われ〳〵は常につくろふとかたゝかふとかいふ所謂延言の一種を使うて居つて何の疑をもおこさぬ。今日の発音ではつくろふもたゝかふも、みな終止形はおの韻をもつたら行長音なりか行長音なりになつてしまふのであるから疑のおこらぬのも尤である。けれども仮字づかひについて考を及してみるとどうもをかしい。なぜつくろふの ro は rofu でかたらふの ro は rafu なのか、どういふわけでまたたゝかふの ko

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 折口信夫全集 12
  • 中央公論社
  • 1996(平成8)年3月25日