『にんぎょうのいえ』かいせつ
『人形の家』解説

冒頭文

一 『人形の家』の作者ヘンリック・イブセン(Henrik Ibsen)は西暦千八百二十八年三月二十日、ノールウェーのスキーンといふ小都會に生まれ、千九百六年五月二十三日、七十九歳で同國の首府クリスチアニアに死んだ。彼れの生涯中三十七歳から六十三歳まで、人生の最盛期二十七年間は、本國に意を得ないでドイツ、イタリア等に漂泊の生活を送り、『ブランド』以下『ヘッダ・ガブレル』に至る十餘篇の劇をそのあひだ

文字遣い

旧字旧仮名

初出

底本

  • 人形の家
  • 角川文庫、角川書店
  • 1952(昭和27)年8月15日