きつねのつかい
狐のつかい

冒頭文

山のなかに、猿(さる)や鹿(しか)や狼(おおかみ)や狐(きつね)などがいっしょにすんでおりました。 みんなはひとつのあんどんをもっていました。紙ではった四角な小さいあんどんでありました。 夜がくると、みんなはこのあんどんに灯(ひ)をともしたのでありました。 あるひの夕方、みんなはあんどんの油(あぶら)がもうなくなっていることに気がつきました。 そこでだれかが

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • ごんぎつね 新美南吉童話作品集1
  • てのり文庫、大日本図書
  • 1988(昭和63)年7月8日