とうきょうたからづかげきじょうのさいかいにおもう
東京宝塚劇場の再開に憶う

冒頭文

私は、関西で創立した宝塚歌劇を、何んとか東都に進出させ度いとかんがえて東京の市村座・歌舞伎座・新橋演舞場・帝国劇場等に出演させて、その様子を見て居りましたところ、充分成功する見透しがついたので、昭和七年、今の東宝株式会社の前身、株式会社東京宝塚劇場を設立し、日比谷の一角に、宝塚歌劇が常打できる東京宝塚劇場の建設にかかったのであります。 それが昭和八年末竣成して、あくる昭和九年一月一日より

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 宝塚漫筆
  • 阪急電鉄
  • 1980(昭和55)年2月15日