「ねえ、かあさん」 みっちゃんは、お三時(やつ)のとき、二つ目の木の葉パンを半分頬(ほお)ばりながら、母様にいいました。 「ねえ、かあさん」「なあに、みっちゃん」「あのね、かあさん。もうじきに、クリスマスでしょ」「ええ、もうじきね」「どれだけ?」「みっちゃんの年ほど、おねんねしたら」「みっちゃんの年ほど?」「そうですよ」「じゃあ、かあさん、一つ二つ三つ……」とみっちゃんは、自分の年の数ほど、テー