ばくまついしんかいこだん 27 ひきつづきさくにくしんしたこと
幕末維新懐古談 27 引き続き作に苦心したこと

冒頭文

されば追っかけて、また一つ外国人からの注文がありました。 今度は、ドイツ公使館へ来た或る外国人からの注文で、同じく洋燈(ラムプ)台であったが、趣は以前と違っておった。これは前述のアーレンス商会からの注文の製作をその人が見て注文することになったか、そこまではよく分りませんが、アーレンスとは何んの関係はないのであった。 注文の大体は、今度は純日本式の童男童女の並んで立っている処をた

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 幕末維新懐古談
  • 岩波文庫、岩波書店
  • 1995(平成7)年1月17日