みょうれい
妙齢

冒頭文

雨(あめ)の日(ひ)のつれ〴〵に、佛(ほとけ)、教(をし)へてのたまはく、昔(むかし)某(それ)の國(くに)に一婦(いつぷ)ありて女(ぢよ)を生(う)めり。此(こ)の婦(をんな)恰(あたか)も弱竹(なよたけ)の如(ごと)くにして、生(うま)れし女(むすめ)玉(たま)の如(ごと)し。年(とし)はじめて三歳(さんさい)、國君(こくくん)其(そ)の色(いろ)を聞(きこ)し召(め)し、仍(すなは)ち御殿(

文字遣い

旧字旧仮名

初出

底本

  • 鏡花全集 巻二十七
  • 岩波書店
  • 1942(昭和17)年10月20日