かかんもじ
花間文字

冒頭文

晩唐(ばんたう)一代(いちだい)の名家(めいか)、韓昌黎(かんしやうれい)に、一人(いちにん)の猶子(いうし)韓湘(かんしやう)あり。江淮(かうくわい)より迎(むか)へて昌黎(しやうれい)其(そ)の館(やかた)に養(やしな)ひぬ。猶子(いうし)年(とし)少(わか)うして白皙(はくせき)、容姿(ようし)恰(あたか)も婦人(ふじん)の如(ごと)し。然(しか)も其(そ)の行(おこな)ひ放逸(はういつ)に

文字遣い

旧字旧仮名

初出

底本

  • 鏡花全集 巻二十七
  • 岩波書店
  • 1942(昭和17)年10月20日第1刷