ききたるまま
聞きたるまゝ

冒頭文

吾(われ)聞(き)く、東坡(とうば)が洗兒詩(こをあらふし)に、人皆養子望聰明(ひとみなこをやしなうてそうめいをのぞむ)。我被聰明誤一生(われそうめいをかうむりていつしやうをあやまる)。孩兒愚且魯(がいじぐにしてかつおろかに)、無災無難到公卿(さいなくなんなくこうけいにいたれ)。 又(また)李白(りはく)の子(こ)を祝(しゆく)する句(く)に曰(いは)く、揚杯祝願無他語(さかづきをあげて

文字遣い

旧字旧仮名

初出

底本

  • 鏡花全集 巻二十七
  • 岩波書店
  • 1942(昭和17)年10月20日第1刷