ペンネンノルデはいまはいないよ たいようにできたくろいとげをとりにいったよ
ペンネンノルデはいまはいないよ 太陽にできた黒い棘をとりに行ったよ

冒頭文

一、ペンネンノルデが七つの歳(とし)に太陽にたくさんの黒い棘(とげ)ができた。赤、黒い棘、父赤い眼(め)、ばくち。 二、ノルデはそれからまた十二年、森(ナスタ)のなかで昆布(こんぶ)とりをした。 三、ノルデは書記(しょき)になろうと思ってモネラの町へ出かけて行った。氷羊歯(こおりしだ)の汽車、恋人(こいびと)、アルネ。 四、フウケーボー大博士(はかせ)はあくびといっしょにノルデの筆記帳(ひっ

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • セロ弾きのゴーシュ
  • 角川文庫、角川書店
  • 1957(昭和32)年11月15日