ありあけしゅう
有明集

冒頭文

この歌のひと卷を亡き父の み靈の前にささぐ。 豹の血(小曲八篇) 智慧の相者は我を見て 智慧(ちゑ)の相者(さうじや)は我を見て今日(けふ)し語(かた)らく、 汝(な)が眉目(まみ)ぞこは兆(さが)惡(あ)しく日曇(ひなぐも)る、 心弱くも人を戀ふおもひの空の 雲、疾風(はやち)、襲(おそ)はぬさきに遁(のが)れよと。 噫(ああ)遁(のが)れよと、嫋(たを)やげ

文字遣い

旧字旧仮名

初出

底本

  • 日本現代文學全集 22 土井晩翠・薄田泣菫・蒲原有明・伊良子清白・横瀬夜雨集
  • 講談社
  • 1968(昭和43)年5月10日