かぶとむし
かぶと虫

冒頭文

一 お花畑から、大きな虫が一ぴき、ぶうんと空にのぼりはじめました。 からだが重いのか、ゆっくりのぼりはじめました。 地面から一メートルぐらいのぼると、横に飛びはじめました。 やはり、からだが重いので、ゆっくりいきます。うまやの角(かど)の方へ、のろのろといきます。 見ていた小さい太郎は、縁側(えんがわ)からとびおりました。そして、はだしのまま、ふるいを

文字遣い

新字新仮名

初出

底本

  • 童話集 ごんぎつね|最後の胡弓ひき ほか十四編
  • 講談社文庫、講談社
  • 1972(昭和47)年2月15日