ばべるのとう
ばべるの塔

冒頭文

まだ、電話も電信も、なんにもない、五六千年も、まへのおはなしです。 ひろいひろい、のはらを、みつけた男がありました。あまり、けしきがよいので、そのまんなかに、一けんの家を、たてました。すると、いつのまにか、われもわれもと、そこへ、何十万の人が、あつまつて来て、五六年めには、たいへん大きな、町になつて、しまひました。 ところが、ここへ、あつまつてきた、人たちは、男も女も、みんな、

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 日本児童文学大系 第一一巻
  • ほるぷ出版
  • 1978(昭和53)年11月30日