かしこいひでおさんのはなし
賢い秀雄さんの話

冒頭文

日吉(ひよし)さんの秀雄(ひでを)さんは今年七つ。ほんとに賢い子供だ。毎日、ランドセルをせおつていきほひよく、 「いつてまゐります。」と、ごあいさつをして、家(うち)を出る。まつすぐに、道草なんかくはないで、さつさと学校へいつて、教室では先生のおつしやることを、よく聞いてゐて、よくそのとほりにするし、問はれたことには一番早く手をあげて、答をする。家へかへつては、よくおさらへをして、夜は早くね

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 日本児童文学大系 第一一巻
  • ほるぷ出版
  • 1978(昭和53)年11月30日