〈あかい、やさしい はなもようが〉
〈あかい、やさしい はなもやうが〉

冒頭文

あかい、やさしい はなもやうが、とびとびに ついたきものをきて、あをい やはらかいおびを しめた、しづかな、おとなしいをんなのこどもが、そろり、そろりと、いつぱい とほる。いつぱい とほる。ほんとに わたしはらんばうものおさらは こはすしインクは こぼすし時計は ころがすしおはしは をるしばた〳〵 あるくしむしは ころすし、わたしはせかいのらんばうもの。わたしのふくが赤かつたら、わたしのおびが青か

文字遣い

新字旧仮名

初出

「子供之友」婦人之友社、1924(大正13)年11月

底本

  • 日本児童文学大系 第二六巻
  • ほるぷ出版
  • 1978(昭和53)年11月30日